ホスト名
ホスト名とは
集計期間内において、サイト訪問者がどのホスト(=ホストコンピューター、サーバー、ドメイン)にアクセスしたかをセッション単位で分類したデータです。
同じコンテンツ(=同じアナリティクスのトッラッキングコードが埋め込まれたページ)を複数のドメイン(ホスト)で公開している場合、サイト訪問者がどのドメインにアクセスしているかを確認することができます。
複数のドメインでサイト展開を行っていない場合は、あまり気にとめる必要はありません。
ホスト名のページ見本

ホスト名として記録される対象
基本的には、アナリティクスのトラッキングコードが埋め込まれているページが閲覧された際にそのページを公開したサーバー名(=コンピューター名、ホスト名)がアクセス解析の対象として記録されます。
従って、意識して複数でWebサイトを公開していない場合でも、検索エンジンのキャッシュや翻訳サイトのプロキシサーバーにキャッシュされたページが表示されると、そのサーバー(=ホスト)から閲覧されたと判断されます。
検索エンジンのキャッシュについて詳しくはこちら。〈準備中〉
加えて、ホームページアドレスが www. の有無に関わらず表示できるサーバーの場合、www. が有るケースと www. が無いケースも別々に記録されます。
その他にも次のようなケースが、本来公開しているサーバーとは別のホスト名として記録されます。
- そのサイトを作成したホームページ制作会社が動作テストとして制作会社のサーバーを使った場合、制作会社のサーバー(ホスト名)が記録されます。
- ごく希でしょうが、ホームページ制作会社が作成したページを別の会社のサイトに流用した際に前の企業のトラッキングコードをそのまま貼り付けてしまった場合、全く別の関係ないホスト名が記録されます。
- アナリティクスのトラッキングコードのソースはオープンなため、悪意のある第三者が勝手にそのトラッキングコードを関係ないページに埋め込み、別のサーバーにアップした場合。
ホスト名のIPアドレスの確認方法
ホスト名の種類の欄に見受けられるドットで区切られた数字の羅列(例えば、74.125.153.132など)は、IPアドレスと呼ばれるものです。
そのIPアドレスをもつ企業・組織については、以下のサイト(英語サイト)で確認可能です。
http://www.whois.sc/〔クリックすると、別ウィンドウでサイトが開きます。〕
http://www.whois.ws/〔クリックすると、別ウィンドウでサイトが開きます。〕
試しに、検索窓に「74.125.153.132」と入力して、調べると、以下のように表示されました。(一部抜粋)

1行目の OrgName から企業名がグーグル、最終行の Country から国名がアメリカであることが判ります。
調べてみると、ホスト名のIPアドレス表記の中の企業はグーグルであることが結構多いです。
IPアドレスについて詳しくはこちら。〈準備中〉
※なお、不可解なアクセスでお困りの際は、デザクロまでご相談ください。
アクセス元を突き止めるか、もしくはフィルターをかけてアクセス解析の対象から除外するなどの措置を行います。
ドメイン名について
ドメイン名とはインターネットに接続しているコンピューター(ホストコンピューター、サーバー)を識別するために付けられた名前です。図のように完全修飾ドメイン名(=絶対ドメイン名、FQDN:Fully Qualified Domain Name )は、ホスト名+ドメイン名からなります。
【ドメイン名】

また、完全修飾ドメイン名(絶対ドメイン名、FQDN)は階層構造をなし、通常省略され表記されない最上位レベルの「ルートドメイン」から順に、トップレベルドメイン(TLD)、組織属性を示す第2レベルドメイン(SLD)、組織・企業名を示す第3レベルドメイン(3LD)、ホスト名を示す第4レベルドメインから成り立っています。
トップレベルドメイン(TLD)には、国別ドメイン(ccTLD:Country Code TLD)と、それ以外の com、net、org などの汎用ドメイン(gTLD:Global TLD)があります。インターネット発祥の国アメリカが国名ドメイン(.us)が登場する前に、汎用ドメイン(com、net、org など)を設定したため、性質の異なる国別ドメインと汎用ドメインがトップレベルドメインとして使われるようになったという経緯があります。(インターネット通信は元々アメリカの軍事用として開発されたものです。)
| ドメインのレベル(上が上位階層) | ドメイン名が表すもの |
|---|---|
| ルートドメイン | .(ドット、通常省略されます) |
| トップレベルドメイン(TLD) | 国名(ccTLD)/汎用(gTLD) |
| 第2レベルドメイン(SLD) | 組織属性 |
| 第3レベルドメイン(3LD) | 組織名 |
| 第4レベルドメイン | ホスト名 |
ルートドメイン
最上位にあるルートドメインを省略せずに表すと、次のように一番最後に .(ドット)が付きます。
http://www..desingcross.co.jp.
なぜ一般にルートドメインを示すドットが省略可能なのかは、下記「ホームページアドレス(URL)を入力して Webサイトが開くまで」を参照してください。なお、省略せず最後に .(ドット)をつけても Webサイトは .(ドット)がついたまま問題なく開きます。(その場合アナリティクスのホスト名には、ドット付で別ホスト名として記録されます。)
更に詳しくドメイン、IPアドレス、DNSについて知りたい方はこちら。〈準備中〉
アナリティクスにおけるホスト名とは
アナリティクスにおいて「ホスト名」と言う場合、「絶対ドメイン名」のことを指していると考えると解りやすいでしょう。通常一般に「ドメイン名」と言った場合、「www +ドメイン名」と「ただのドメイン名」を区別することはありません。しかしこの「ホスト名」では、www の有無が区別されます。そこでアナリティクスでは、ホスト名を加えた「絶対ドメイン名」という意味で「ホスト名」を使うことにしていると考えられます。
例えば、次の2つ(プラス1つ)は同じドメイン(ドメイン名は desingcross.co.jp )です。
www.desingcross.co.jp(ホスト名は www )
desingcross.co.jp(ホスト名は省略)
consulting.desingcross.co.jp(ホスト名は consulting )
アクセス解析上、3つのアドレスは別々に認識されますから、用語として「ドメイン名」を使うと語弊がでます。「絶対ドメイン名」を使うとそれはそれで用語的に浸透していないために紛らわしいので、「ホスト名」を使うことにしたのでしょう。
一般に www をホスト名にするのは、www(world wide web) が Webサーバーであることを示すのに適しているからす。厳密に言えば wwwもサブドメイン名ですが、インターネットの世界ではホスト名を www とするのが一般的であるため、敢えて省略しても同じサイトを表示するようにサーバー側で設定しているケースがほとんどになりました。(今でも省略を認めない設定をしている Webサーバーもあります。)
なお、3番目の consulting.desingcross.co.jp における consulting のことを通常サブドメインと呼びます。サブドメインを使う際は、一般に http://consulting.desingcross.co.jp と表記しますが、これは上述のように www も consulting も同じホスト名であることに変わらないからに他なりません。
では、サブドメインを使用したアドレス http://consulting.desingcross.co.jp と、それに www. を付けた http://www.consulting.desingcross.co.jp は同じものでしょうか? 答えは「ウェブサーバーの設定次第」です。現状はサブドメインの前には www. を付けないのが一般的です。
以前はよく www2、www3、www4 とかも使われていたものですが、それらは単にサブドメイン名に他なりません。(最近はプロバイダー使用の URL や掲示板の URL 以外あまり見ませんね。なんとなく誤解を招きやすいからでしょう。)
ホームページアドレス(URL)を入力してから Webサイトが開くまで
ドメイン名は階層構造で成り立っていますが、インターネットの世界におけるこの階層構造はホームページアドレス(=URL、URI)からその Webサイトにたどり着くまでの過程と深く関わりをもっています。
私たちがパソコンの電源を入れ、Webブラウザーを立ち上げ、ホームページアドレス(URL、URI)を入力した後、 Webサイトはどのような過程を経て 表示されると思いますか?
それを表したのが下の図です。(ここでは IPアドレスの働きを除いています。 IPアドレスも含めた流れの詳細はこちら。〈準備中〉)
URLを入力すると、〔1〕から〔4〕までたどり、〔5〕に行き着き、Webサイトが表示され仕組みになっています。
(例として、http://www.designcross.co.jp を取り上げます。)
【 URL の入力から Webサイトが開かれるまでの流れを示す概要図】

- ホームページアドレス http://www.designcross.co.jp がパソコンのブラウザーに打ち込まれると、〔1〕世界に13台ある(2009年7月現在)ルートサーバー〈root server〉のひとつにデータが送られ、トップレベルドメインの jp がどのDNSサーバーにあるかを教えてもらいます。
- 次に jp ドメインを管轄する〔2〕トップレベルドメインDNSサーバーに行き、第2レベルドメインの co がどのDNSサーバーにあるかを教えてもらいます。
- co ドメインを管轄する〔3〕第2レベルドメインDNSサーバーに行くき、第3レベルドメイン designcross がどの DNS/Webサーバーにあるかを教えてもらいます。
- 〔4〕の時点で designcross.co.jp の Webサーバー(=ホスト)の場所は分かっていますから〔5〕は形式的なものとも言えます。
以上のようにアドレスの確認が段階的かつ瞬時におこなわれ、Webサイトが実際に開かれるのです。
また、この流れから、どうしてルートドメインが省略可能なのかの理由が分かっていただけると思います。つまり、最初に問い合わせに行く場所は決まっているからです。そして www.designcross.co.jp の www. を省いて designcross.co.jp としても問題なく Webサイトが表示されるのかも理解していただけるのではないでしょうか。
「www.」はない方が便利? SEOの見地から見た「www.」
www. のないホームページアドレス(URL)は、短くて簡単だし、見た目もスッキリで良いように思われます。実際、省略した方がいいとブログに書いている人も多くいます。(その場合、SEOには全く触れていないません。)それが個人のホームページで、検索エンジンの検索結果の順位なんて気にしないという方ならそれでもいいでしょう。
でも、もし公開するホームページが商用であり、検索ポータルの Yahoo! Japan などで検索上位を狙うのであれば、www. は絶対に省かないでください。
検索エンジンは www. がある URL と www. がない URL を別物と認識します。(場合によっては同じサイトのトップページが同じ検索結果のページに登場してしまうこともあります。)検索エンジンからのせっかくの評価が二分するのはサイトにとっては大きなマイナスです。
商用サイトの場合、ヤフービジネス(Yahoo!
Business、ヤフーディレクトリ)への登録は必須な訳ですが、登録申請の際に www. を除いた
URL で申し込んでも、実際に正式登録されるのは www. がついた URL となります。(省略形を認めていないということなのでしょう。)Yahoo!
にしろ Google にしろ、自社サイトのURLには、ちゃんと www. がついていますよね。
www. がない URL はあくまで省略形です。検索エンジン対策(SEO)的にも、きちんと www. のついたURLで、事業や公告展開を計りましょう!
ヤフービジネス(Yahoo! Business)への申請方法と登録のメリットについての詳細はこちら。〈準備中〉

